ご挨拶 「阿賀北地域の皆様の持続可能な健康のために」

6月よりSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み(3.すべての人に健康と福祉を)の一環で、心身の健康を目的に「裸足歩き・アーシング」がスタートしました。二王子岳や新発田城、五十公野公園、カルチャーセンターなど自然豊かな山々、素晴らしい施設が備わっているこの地域。この環境を生かした「お金がかからない、誰でもできる、道具もいらない、即効性がある」などの条件を満たした裸足歩きを始めました。

特に自然の恵みでもある「土、砂、草」の上を裸足で歩くのが良いようです。

以下、参考文献をご紹介します。

私たちにとって、靴や靴下をはく生活はごく当たり前になっている。洋風建築が増え、裸足になる場面は少なくなった。しかも私たちは、ちょっとした距離を行くにもクルマを使う。早く着くし、ラクだとあれば、自分の足より、乗り物に頼りがちなのも、自分の足より、乗り物に頼りがちなのも致し方ない。だが、生活の近代化とともに、歩かなくなった現代人の足には変化が起きている。子どもに偏平足が、若い女性に外反母趾が増えていることが明らかなように、私たちの足は確実に弱くなっているのだ。

人間は、今から三百数十万年前に直立二足歩行の能力を獲得して以来、今日の繁栄を築いてきた。ヒトの進化からすれば、足の大切さは、はかりしれないほど大きく、その足がひ弱になっているということは、人類の未来をも左右する由々しき問題である。私たちは今こそ、自らの足もとを見つめ直さねばならない。

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足の健康にとって一番問題なのは、日ごろの仕事で歩くところ、つまり、建物の床や廊下などが、すべて平面であり、道路もまた多くは舗装されていて平たいということである。・・・

自然歩道のもっともいいところは、土の道が凹凸に富んでいて傾斜面もあるということである。足は自ずから強くなる。

 

さらにいえば、こういう自然歩道を歩くときは、裸足で歩くのが一番いい。